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【VCT Masters 2026】プロ選手のデバイス使用率ランキング公開。G PRO X SUPERLIGHT 2が3年連続トップ

【VCT Masters 2026】プロ選手のデバイス使用率ランキング公開。G PRO X SUPERLIGHT 2が3年連続トップ

Riot Gamesが主催する『VALORANT』の公式国際大会「VALORANT Champions Tour(VCT)Masters 2026」において、世界トップクラスのプロ選手たちが実際に試合で使用したゲーミングデバイスの最新統計データが、公式パートナーである統計サイトprosettings.netより公開されました。ミリ秒単位の反応速度とピクセル単位の精度が要求されるタクティカルシューターの最高峰において、現在どのデバイスが「最も勝てるハードウェア」として信頼されているのか、その最適解が客観的な数値として明確に示されています。

マウス部門において圧倒的なシェアを見せつけたのは、Logicool Gのフラッグシップモデル「PRO X SUPERLIGHT 2」です。使用率は実に28.3%を記録し、旧モデルの時代から数えて実質的に数年連続でのトップシェアを獲得しています。重量60gという絶妙なバランス、チャタリングを防止しつつ光学式の高速な反応とメカニカルのクリック感を両立した「LIGHTFORCEハイブリッドスイッチ」、そしてファームウェアアップデートにより最大8000Hzのポーリングレートに対応した「HERO 2センサー」の搭載が、いかなる過酷な環境下でもパフォーマンスを落とさない絶対的な信頼感に繋がっています。次いで最新鋭の「Razer DeathAdder V4 Pro」が15.7%でランクインし急速にシェアを伸ばしています。

キーボード部門は、もはや「一強」と言っても過言ではない状況が続いています。磁気式スイッチを採用した「Wooting 60HE」が使用率42.1%という驚異的なシェアを獲得し、首位を独走しています。0.1mm単位で作動点とリセットポイントを調整できるラピッドトリガー機能は、『VALORANT』特有の「ストッピング」という技術において物理的に不可欠な要素となっており、Wootingを含むラピッドトリガー搭載キーボード全体のシェアは実に76%に達しています。プロシーンにおいて、通常のメカニカルキーボードを使用する選手はマイノリティとなり、磁気スイッチデバイスは勝つための「必須インフラ」として完全に定着しました。

モニター部門では、eスポーツの絶対的スタンダードとして君臨する「BenQ ZOWIE」シリーズが他の追随を許しません。特に360Hzの高リフレッシュレートを誇る「XL2566K」が38.7%で首位を維持しています。視野角や発色で劣るTNパネルをあえて採用しつつも、パネルの応答速度を極限まで高め、物理的に残像を低減するZOWIE独自の黒挿入技術「DyAc 2」を搭載している恩恵は計り知れません。ジェットのダッシュやネオンの高速スライディングなど、画面内を激しく動くターゲットの輪郭をブレなく明確に捉え続けることができる視認性の高さが、プロから絶大な支持を受け続ける理由です。

マウスパッド部門では、世界中に熱狂的なファンを持つ日本発の高級ブランド「ARTISAN」の「ゼロ FX SOFT」が19.2%で首位を獲得するという快挙を成し遂げました。初動の軽快な滑りと、止めたい場所でピタッと止まる確実なストッピングパワーを高い次元で両立した国産マウスパッドの品質の高さが、世界の競技シーンでも実証される形となりました。デバイスの進化がプレイヤーの物理的な限界を引き上げ、数年前の常識が通用しなくなる現在のeスポーツシーンの最前線を象徴する、非常に興味深い統計結果と言えます。

勝ちギア編集部

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